![]()
Q&A
Q カルナとはどういう意味ですか。
A カルナとは、サンスクリット語に由来します。
慈悲・慈愛といった意味です。英語でいえばLOVEです。
かつて漢訳された時、「悲」と訳されましたが、現代では「悲」の意味が正しく伝わりませんので、
「愛」と訳したほうがよかろうと思います。
ただ、愛といっても実にさまざまな意味を含みます。
カルナとは、人の苦しみを取り除く愛だと思ってください。
私(カルナ編集長)が大学時代に講義を受けた平川彰先生によれば、
密教の根底には、中観の空の思想や瑜伽行派の唯識の教理が豊富にとり入れられている。その教理的根底の上に密教独特のヨーガの実践をなす。例えば空性と悲(カルナー)を観想するが、空性は般若の智であり、大悲は苦を除く方便であり、愛(ラーガ)の性質のものであり、般若と方便の合一を大楽と呼び、ここから一切が生ずると観ずる。──『仏教通史』(平川彰著・春秋社刊)
Q なぜ、雑誌の題号が「氣マガジン」から「カルナ」に変わったのですか。
A ここではとても言い尽くせない多くの理由がありますが、あえて一言で述べれば、雑誌は自由に表現が可能であってこそ存在できるものだからです。
具体的に言いますと、まず、「氣」の定義が、指導者によって実にまちまちであるため。人間なんて考え方は違って当たり前なのですが、この世界では、誰が正しいか、誰が間違っているか、という問題になってしまいますので厄介です。
場合によっては本誌が、指導者から槍玉にあげられたということがあります。自分の考えと違うことが本誌に掲載されていると、弟子たちから質問を受けて、困ってしまったのでしょう。そのいい例が、「氣の研究会事件」〈
本誌に詳細掲載(PDF)〉でした。
また、執筆者や登場いただく方々にも思いこみが発生しやすいということもありました。例えば、「うちのは氣じゃないから」とか、「氣は低次元レベルのエネルギーだから」とか。「氣」とは違うからと、情報提供者が自分で制限してしまうこともマイナス要因でした。
当初、氣は古くて新しい言葉であり、人々の中に先入観がなく、何だろうという新鮮さがありました。しかし、書籍をはじめマンガやTVなどさまざまな媒体で、実に多く取り上げられたことにより、氣という言葉が認知された半面、「なんだ、氣ってそんなものか」という変にわかったような錯覚がまん延してしまったことも事実でしょう。
中国人氣功師の中には、たいして習ったこともないのに、お金になるという理由だけで、にわかに氣功師に変身する者もおり、そういう人が犯罪あるいはそれに近い行為を行ったために、他の真面目な氣功師が来日できなくなるという被害を受けています。また、犯罪とまではいかなくても、お金や名誉への執着が強い氣功師もおり、少々ウンザリしたことも変更理由の一つです。
また、「カルナ」が登録ずみの商標であるにもかかわらず、ある人が同名の雑誌(お墓の雑誌?)を創刊するという情報が入り、すぐさま抗議したことも誌名変更のきっかけになりました。
以上のようなことが原因の一部です。
前々から本誌は、「氣は目的ではない」と言ってきました。氣は究極の真理に至るための手がかり、媒体といったものです。
「カルナ」は、弊社が1989年に商標登録の申請を行い、1992年に認可された登録商標です。「氣マガジン」と同時に申請し、認可されたもので、現在も「カルナ」および「気マガジン」は、弊社が所有する商標です。
より本誌の目的に近づいた題号と言えるかもしれません。













